KIWIROLL/その青写真
ブッチャーズの7月並の感動と奇跡
多くのバンドマンに影響を与えつつも、惜しくも解散したkiwirollの最後のオリジナルアルバム。札幌出身のKIWIROLLだからこそ作り出せた、白の景色と儚い叙情詩。確かに活動していたKIWIROLLというバンドを忘れずに聴いていきたい。
BANDNAME | kiwiroll(札幌) |
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TITLE | その青写真 |
member | Keita Ebina : vocal Kazuhiro Ogura : guitar Kentarou Honma : bass guitar Naoki Asama : drums |
FORMAT | CD |
LABEL | STIFFEEN RECORDS |
RELEASE | 2003 |
特典 | |
PRICE | 2,100円 (税込) |
TRACKING DATE | 1.Smile for me 2.記憶の果て 3.紡いだカーテン 4.ジュライアー 5.消し去った流星群 6.間違う 7.マイナースレット 8.冷たい感触 9.その青写真 10.your way time: 47:18 |
若輩者によるレコメン!
KIWIROLLのこのアルバムは、僕が2003年後期に一番感動したアルバムでその感動は今も続いている。KIWIROLLが、この頃から解散を考えていたかは知らないけど何か独特の奇跡みたいなのを感じる(それはまるでbloody thirsty butchersの“七月”のイントロのような)ハードコアを消化した和製ブルース。日本人でしか有り得ない雰囲気と色々を感じれるからだ。
他のアルバムも大好きだけど、明らかにこのアルバムは一貫して違う何かがある。
7コードの響きや極上のメロディ、吐き出す叫びやるせなさや希望、全てが琴線に触れてくる。葛藤や焦燥は常に私達と共にある。僕は忘れずにリスペクトする事しかできない。by 3rd"JST"man